Sevilla. Plaza de Espana

 

セビージャ

 

アンダルシアの首都

1. スペイン広場
1929年の万博バピリオンを利用して造られた考古学博物館や民族博物館などもある、マリア・ルイサ公園やアメリカ広場周辺。大聖堂やアルカサルからサンタクルス街を抜け、サン・フェルナンド歩行者ゾーンやムリーリョ公園を通って来れば、あっという間に植物園としてだけでなく歴史的価値も高い広大な公園、マリア・ルイサ公園(34万平米)にたどり着きます。

ここは、1929年の万博「イベロ・アメリカ博覧会」が開催された場所で、当時それぞれの土地にちなんだ美しい広場がいくつも建造されました。レンガと陶器製の美しいパネルで造られているスペイン広場、「エル・カランボロの財宝(古代王国タルテッソス)」が特に有名な考古学博物館や民族史のコレクションが豊富な民俗博物館が面しているアメリカ広場などがあります。

Plaza de España
Sevilla. Plaza de Espana
Sevilla Plaza de España
Sevilla. Real Alcazar. Estanque de Mercurio y Galeria del Grutesco.
Sevilla. Real Alcazar. Patio de las Doncellas.
Sevilla. Real Alcazar. Jardines

2. ユネスコの世界遺産

  • レアル・アルカサル宮殿: 10世紀から始まり、歴史上の異なる時代に増築されてきた宮殿建築群にはセビージャの歴史が凝縮されています。神聖ローマ皇帝カール5世でもあったスペイン国王カルロス1世の結婚式が執り行われた場所であり、現国王の姉、エレナ王女の結婚式もここで行われました。
  • 大聖堂とヒラルダの塔: 世界最大級のゴシック建築であり、世界で最も大きな大聖堂のひとつ。アラブ時代のミナレットだったヒラルダの塔は今もセビージャの街を見下ろし、かつてメスキータだった頃に沐浴に使われた場所は現在もオレンジのパティオとして残っています。
  • インディアス古文書館:スペインで最も重要な歴史的文書のひとつであり、アメリカ大陸の発見と植民地化に関して記された唯一の古文書となっています。
Sevilla

3. セビージャのフラメンコ

フラメンコ発祥の地、セビージャでは2年に1度、9月にビエナル・デ・フラメンコが開催されます。この期間中、街の多くのモニュメントでフラメンコ関連のイベントが行われますが、もちろんそれ以外の時期であってもタブラオ、ペーニャと呼ばれるサークル、フラメンコ舞踊博物館など、この街では一年中フラメンコを楽しめます。また、街中のバルや居酒屋などでお客が即興で歌い出したり踊り出したりする場面に遭遇することもあります。

Sevilla. Museo-del-Baile-Flamenco-Sevilla-Clase practica Flamenco.

4. 聖週間
国際観光文化財に指定されているセビージャの聖週間、60の信徒会がそれぞれの山車を担いで大聖堂へ向けて街を練り歩くプロセシオンと呼ばれる行列が昼夜を問わず繰り広げられ、土地の人も観光客もこの祭りに魅了されます。

聖週間以外の時期であっても、信徒会の属する宗教施設へ行けば、キリストの受難を顕す彫刻作品を観ることができますが、中でもラ・マカレナ、エル・カチョーロ、エル・グラン・ポデールやラ・エスペランサ・デ・トリアナなどは専用の美術館を設けて展示しています。

Semana Santa Sevilla
Feria de Abril de Sevilla

5. セビージャの春祭り
聖週間の2週間後にやってくるフェリア・デ・アブリル(春祭り)は同じく国際観光文化財に指定されていますが、とにかく街中が盛り上がり、「歓喜の爆発」とでも表現できるイベントです。

祭りの期間は毎日昼過ぎになると、色とりどりの衣装でエレガントに着飾った人々が馬に跨ったり、馬車に乗ったりして繰り出してきます。

そして、夜になるとフェリア会場は20万個以上の電球からなるイルミネーションが輝き、明け方まで祭りが続きます。さらに、祭りにはスペインの国技である闘牛も加わります。セビージャでは聖週間の時期にも闘牛が開催されます。

6. セビージャ美術館
スペイン第2の絵画館で、収蔵作品もさることながら、建物自体も非常に興味深いモニュメントです。かつてメルセス会の修道院だった建物はマニエリスム建築の至宝であり、内部ではムリーリョ、バルデス・レアル、スルバランなどセビージャ・バロック絵画を代表する世界的に有名な芸術家の作品を観ることができます。その他にも印象的な15世絵画から20世紀のセビージャ・コストゥンブリスモの絵画まで多様な作品を鑑賞できます。

Sevilla. Museo de Bellas Artes. Claustro. Fine Arts Museum Cloister
Sevilla. Museo de Bellas Artes. Sala
Sevilla. Setas de Sevilla

7. セタス
セビージャの中心地、エンカルナシオン広場にある世界最大の木造建築。28.5メートルの高さがある展望台へは建築構造の上に造られた通路をたどって行くことができます。地上階には市場と3,000平米の広場があり、地下はここで発掘された遺跡をそのまま保存している考古学博物館となっています。

Sevilla. Setas de Sevilla. Plaza Encarnación.
Sevilla. Setas de Sevilla. Mirador
Calle Vida

8. サンタ・クルス街
アルカサルと大聖堂に隣接する一帯はかつてユダヤ人街だった地区です。ドンニャ・エルビラ広場、アリアンサ広場、サンタ・クルス広場など、趣のある裏路地や美しい広場があちこちにあります。

タパスをつまんでバルを梯子するもよし、ゆっくり腰を据えて食事を楽しむのもいいでしょう。

Fuente C. Juderia.
Plaza Doña Elvira

9. トリアナ地区
川の東岸に位置し、サンタ・アナ教区教会(13世紀)、エスペランサ・デ・トリアナの聖母の像がある船乗りたちの礼拝堂、エル・カチョーロのキリスト像があるエル・カチョーロ教会堂など魅力ある場所がたくさんある地区です。

トリアナ陶器センターにはこの地区の伝統工芸を伝える展示が常設されています。また、橋の袂近くにはベルモンテの像、カルメン礼拝堂、市場、考古学遺跡のあるサン・ホルヘ城跡など興味深い場所が集まっています。

Cerámica Triana. AF6 Arquitectos. Jesús Granada
Puente Triana y vista de calle Betis
Cerámica triana interior. AF6 Arquitectos. Jesús Granada

10. グアダルキビール川
この街に生を与えた川であり、その畔には黄金の塔(13世紀)や海軍博物館が、近くにはかつて病院であったモニュメント、サンタ・カリタ病院があります。この病院はバロック様式の教会を備え、内部にはムリーリョやベルデス・レアルによる絵画やペドロ・ロルダンによる彫刻などが観られます。

川の近くにはマエストランサ闘牛場があり、内部にある博物館を訪ねることもできます。その他にマエストランサ劇場、クリスティーナ庭園、サン・テルモ宮殿などもあります。また最近、レストランやテラスなどがあり、自転車専用レーンも備える川沿いのプラットフォーム「ニューヨーク桟橋」が復活し、散歩や娯楽など市民の憩いの場となっています。

Plaza de Toros de la Maestranza
Barrio de Triana, Sevilla